事業紹介
検査事業
未来の動物まで救う
現在、人の死因1位は癌ですが、2050年には感染症が死因1位になるとWHOが啓蒙しています。コロナウイルスなどのウイルス感染症ではなく、細菌感染症によって亡くなる人が増加していくとされています。理由は、抗菌薬が効かない“耐性菌”が急増している事が挙げられます。過去や現代では抗菌薬で治った筈の細菌感染症が、未来では不治の病になってしまうという事です。
勿論、これらは人だけの問題ではありません。犬猫を始めとする動物においても、耐性菌は増加傾向にあり、抗菌薬が効かない感染症により亡くなる子、QOL(Quality Of Life)が下がる子も増えています。これまで抗菌薬で治療可能だった細菌感染症が、将来的には治療困難な病気になってしまうという事態は食い止める必要がある問題です。
全世界において耐性菌が増えている理由は、『抗菌薬の不適正利用』です。日本の動物業界において耐性菌が増えてきた理由を考えてみると、
① 獣医療従事者の知識・経験不足
② 飼い主が許容出来る価格の検査が不足していること
③ 検査提供会社の質の低さ
が主な3つの理由だと私たちは考えています。
これらの課題に対応するため、私たちは以下のような活動を行っています。
動物病院向けの情報提供
セミナーやアンチバイオグラムなどを通じて、動物病院に向けた専門的な情報を発信しています。
手頃な価格の高品質検査
効果的な検査をリーズナブルな価格で提供し、より多くの動物が適切な治療を受けられるようにしています。
さらに、私たちは検査結果をデータベース化し、これらのデータを用いて回顧的研究を行うことで、未来の動物たちの健康を守るための知見を深めています。これまでの検査会社ではこうした取り組みが不足していましたが、私たちはこれらの活動を通じて、動物たちの健康を守る新たな道を切り開いていきます。
動物病院事業
日本一希望に溢れる
動物病院を創る
動物病院業界は、CTやMRIの導入、専門医の増加、愛玩動物看護師の国家資格化などを見ると、確実に成長しています。しかし、別の視点から見ると、業界にはまだ解決すべき課題が存在します。
1つは、十分なスタッフ数の動物病院が少なく、1人院長の小規模な動物病院が多いという事です。これによりチーム医療の実践や、継続したインプットが難しくなり、獣医療レベルの底上げの妨げに繋がります。2つ目は、昔ながらの過酷な労働環境や、経営力やマネジメントの欠如により、働きがいが低下している事です。これは、働き手の離職やバーンアウト、パフォーマンス低下に繋がっていきます。
私たちサーカス動物病院では、スタッフの充実、動物とその家族の笑顔、業績の向上が連携しているという「サービスプロフィットチェーン」の考え方に基づいて運営しています。残念ながら、全国的に見てもスタッフの充実に重点を置いていない動物病院が多いのが現状です。
動物病院業界は、動物が好きでその道を選んだスタッフが多い業界です。私たちは、スタッフが充実できる環境と仕組みを作り、学びと実践を通じて、最もやりがいのある職場を目指しています。動物とその家族、そして、働くスタッフも希望に溢れる動物病院を創り、動物・ご家族とスタッフの笑顔が両立できることを証明し、この考えを全国、さらには他の業界にも広めていきます。
メディア/教育事業
情報を通して
動物業界に希望を届ける
動物業界における情報の非対称性は、飼い主と動物病院、地方と都心部、求職者と採用者間で顕著です。この情報格差は、適切な選択を困難にし、業界全体の課題を生み出しています。私たちは、理想的なマッチングと持続可能な循環を促進するため、情報発信を通じてこの格差を埋める役割を担います。
情報発信に留まらず、私たちは正しい情報の活用能力を高めることも重視しています。そのために、獣医療や経営学など幅広い分野にわたる教育プログラムを提供し、専門知識と実践スキルの向上を図ります。これにより、業界全体の質の向上を目指し、動物たちとその飼い主にとってより良い未来を創造していきます。
STRENGTH
私たちの強み
魅力的な組織風土と
メンバー
組織運営には、与えられた仕事を確実にこなす「自主性」と、自分で設定した目標に向かって行動する「主体性」の両方が重要です。私たちは、メンバーが自らの意志で行動し、成長できるような環境を大切にしています。挑戦と失敗を恐れずに取り組める風土を作り、そこでメンバーが成長できるような環境を提供しています。個性豊かで魅力的なメンバーが多数在籍している事も大きな強みとなっています。
専門性と人間性の高い役員
会社の雰囲気は、代表や役員の影響を受けます。経営者の豊田は、MBAスクールで経営学を学び、プロコーチとして人間の認知についても学んでいます。この経験を活かし、働きやすくやりがいのある職場環境を作っています。技術責任者の伊從慶太は、アジア獣医皮膚科医として、皮膚科だけでなく、他の専門分野のプロフェッショナルとも連携し、プロフェッショナリズムを発揮しています。
多様な活躍の場
私たちは、動物病院や検査業務だけでなく、インターペット出展、300人規模のイベント主催、SNSの活用など、従来の動物業界の枠を超えた活動を行っています。希望するメンバーは、通常の業務以外にも新しい分野での挑戦が可能であり、自分自信の新しい可能性に気づく機会を得られます。
ACHIEVEMENTS
事業実績
専門領域に
力を入れているからこそ、
多くの飼い主様に
お選びいただいています!
動物病院事業
手術件数
1,007件
診察件数
11,398件
皮膚科初診件数
1,241件
※計測期間:2019年10月〜2023年5月
検査事業
検査数実績
18,186件
契約動物病院:1,160件
※計測期間:2023年1月〜12月
SNSでの発信も強化しています
動物の歯科
1.4万フォロワー
動物の皮膚科・鼻科
3.6万フォロワー
サーカス動物病院
4,400人
※2024年1月現在